相模原市立博物館の特徴は、地元で多く発掘された縄文時代や弥生時代の出土品の企画展示の充実と、JAXAの宇宙科学研究所が向かいにあることから宇宙や科学に関する展示が充実しています。
常設展示は、相模原台地のなりたちと、相模原の遺跡から出土された貴重な土器などが展示されており、相模原の歴史のなりたちが学べます。
また、宇宙に関する天文展示室は、JAXAの強力により、小惑星探査機「はやぶさ」の搭載装置の試作機や、イオンエンジンの実物大模型が展示され、はやぶさの冒険をより身近に感じられます。
隕石の薄片標本を顕微鏡で観察できたり、隕石が展示されているコスミックラボや、大画面に宇宙の映像が映し出される、迫力満点のコスミックシアター、通常の10倍という大きなドームスクリーンに映し出される全天周映画、県内最大級のプラネタリウムなど、楽しみながら宇宙のことが学べるアトラクションが充実しています。
相模原市立博物館の向かいにあるJAXA相模原キャンパスの展示室では「はやぶさ」の実物大の模型やロケット、人工衛星の模型が展示されています。
キャンパスの敷地内にはロケットの実機模型や原寸模型などが展示され、これらも自由に散策しながら見学することができます。
また、売店では研究者達が普段使っている文房具やはやぶさ関連のグッズも販売しており、見学者も購入が可能です。
また、相模原キャンパス内の図書室を一部一般向けに開放しているので、宇宙に関する本を閲覧することもできます。
入場料は無料。
博物館、JAXA相模原キャンパスへのアクセスはJR横浜線淵野辺駅から神奈川中央交通バス「市立博物館前」下車か、小田急線相模大野駅から同じく神奈川中央交通バス「宇宙科学研究本部」下車してください。
↧
科学に触れる博物館情報
↧